皆さん、こんにちは。
ライターの「一」(カズ)です🇯🇵!
明けましておめでとうございます!今年も記事を量産していくので今後とも宜しくお願いします。
そんな今回は『お正月』を題材についてです!
突然ですが、「おせち」をなぜ食べるか説明することができますか?
「苦手なモノが多いから…」「お餅だけ食べれば良くない?」って思っている、そこの君のために今回は「おせち」についてまとめてきました!
Contents
「おせち」の由来は?
そもそも、「おせち」に漢字があることを皆さんご存じでしょか?
その漢字はこれ!
「御節料理」
こう書いて(おせちりょうり)と読みます。
おせちは、「節会」や「節句」で作られる料理なのです!
※節会(せちえ)とは日本の宮廷で祝日に行われる天皇を中心とした公式行事のこと。
こういったお祝い事のある日の中で、最も重要だとされたのがお正月でした。
そのため今では「おせち」が正月料理(しょうがつりょうり)を指すようになりました。
「おせち」の中身と意味!
あの箱の中に入っている食べ物一つ一つに「意味」が込められています。
では、見ていきましょう!
⑴ 黒豆(くろまめ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒は「道教」において邪除けの色とされ、黒く日焼けするほど良く(マメ)に働けるようにと邪気を払い、長寿と健康(無病息災)を願ったものです。
母親曰く、皮にしわのない黒豆がいい黒豆だそうです!
⑵ 数の子(かずのこ)

数の子は卵の数が多く、また、ニシンは「二親」に通じ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)と子孫繁栄(しそんはんえい)を願ったもの
ニシンは別名:春告魚(はるつげうお)と呼ばれています。
春を告げる魚ってとても縁起が良いですね!
でも「春」なのに正月料理?って思ってしまったのは私だけでしょうか…?w
あくまでも個人的な意見にはなりますが、日本では「春」と言うのは比喩で縁起が良いことに使われるケースが多いです。
彼氏、彼女ができたことに対して「私にも春が来た!」という感じですね。
⑶ 田作り(ごまめ)

カタクチイワシを田んぼの肥料としたところ大量の米が収穫できたことに由来している。「ごまめ」は「五万米」であり、「田作り」の名とともに五穀豊穣を願ったもの
こんな縁起のいい話のあとでとっても余談なのですが、品種によって差はあっても大体1合が8000粒程度だそうですw
なので5万といっても6合程度…
大学生の自分でも2日分くらいしかないですね…w
⑷ たたきごぼう(酢ごぼう)

豊作と息災を願ったもの。黒色には邪を払うという意味を持つ。また、ごぼうは地中に深く根を張ることから用いられる。
地中深くに根を張るというのは「その土地に深く根ざす」という意味と「安定」などと言った意味があります。
樹は根をはることで倒れることを防ぐことから上記でもあるような「息災」の意味があるのでしょう。
⑸ 伊達巻き(だてまき)

巻物に似た形から文化・学問・教養を持つことを願う縁起物。
伊達巻きの名前の由来は諸説あります。
その中で私が個人的に有力だと思ったものは「伊達」というのが「派手」といった意味で使われることがあるという点です。
「かっこいい」人のことを伊達男なんて言ったりもしますが、伊達巻きは色合いも黄色く派手でまさに「伊達卵!」
皆さんもこれを食べてかっこいい人間になりましょう!!
⑹ 紅白(こうはく)かまぼこ

形状が初日の出の形に似ることから用いられる。赤色は魔除け、白色は清浄を意味している。紅白の色は縁起が良いとされる。
これに対しては説明は不要でしょう…
紅白はさまざまな場面で多用されますからね。
紅白まんじゅう、紅白歌合戦などなど
正月と言えば紅白ですもんねw
⑺ 栗金団(くりきんとん)

搗ち(かち)栗は「勝ち」に通じることに由来。「金団」とは金色の団子という意味で金銀財宝を意味しており、金運を願ったもの。ただし、栗を用いるようになったのは明治時代以降とされる。
これまでに紹介したモノ以外にも「焼き魚」や「酢の物」・「煮もの」に至るすべてに縁起の良い意味が存在します!
今回のまとめ
今日は「おせち」について、まとめていきました。
身体の中に「福」を入れるという観点でまとめていきましたが、このおせちにはもう一つ大きな意味があります。
それは年中家事で忙しいお母さんを休ませるためです!
おせちは作り置きが可能なため、新しく料理をする必要がありません!
そのため1月3日程度までは休むことができるようにこのおせちが作られたとも言われています。
今回は、この辺でお終いです〜!
